ヒノキの里ならでは加子母産木材100%利用加子母研修センター「ふれあいのやかた かしも」

加子母のこと、建築のこと

2016.11.15

加子母村ってどんな村?

【約9割】
旧加子母村の敷地面積に対する山林の面積。ここから切り出される木材は古くは法隆寺金堂や姫路城などに、今でも伊勢神宮遷宮に使われるヒノキの里として有名。

【約8割】
全世帯約1000戸における山林所有率。森林の存在が生活の一部となっている。

【約5割】
加子母村周辺地域以外での住宅建設の割合。「東濃桧の家」等をキャッチフレーズに官民一体となった展開を行い積極的に木材の利用拡大に取り組んでいる。その結果、名古屋、関東、関西東での建設も多い。

【製材所】
木に関する産業が中心であり、村中に製材所が点在する。専門分化が進んでおり、各製材所が得意分野を持ち、森林組合が顧客の窓口となる体制を確立している。

【木匠塾】
95年から行われている木造建築というものつくりを中心とした、研修と地域交流の場。関東関西の6大学の学生が毎年参加し実際に木造での建設を行う。指導には、木に関する様々な産業に携わってる村民があたる。「ふれあいのやかた かしも」はその拠点施設。

加子母村の自然

村に点在する製材所

柱、梁、板、高級品、一般品専門といったように各々得意分野を持った製材所が点在する。

先端技術の導入と工夫

コスト対策、技術の伝承、資源の有効利用、性能時代への対応としてのプレカット、集成材、機械乾燥技術の工夫と研究

どんな建築?

1. 交流の場としての役割 ー森の楽校ー

●森と人、山村と都市をつなぐ

各種団体やサークルの活動、交流会や研修、合宿などに利用。ここを拠点に、自然とのふれあい、村内外の人とのふれあいを楽しんでいただいている。

●施設内容(主要所室)
・1階ホール:200m2の吹抜けを持つ空間で100〜200人程度の利用が可能
・2階研修室:96畳の和室で桧造りの舞台を持つ。100〜150人程度
・食堂、キッチン:調理教室、食堂として利用可能。バーベキュー設備が整っており人気がある。
・浴室:桧風呂

2. ショールームとしての役割

●加子母村の木造建築のPR

・材料:加子母産木材100%であり、構造材では桧、杉、杉中断面集成材を、造作材には桧、杉、サワラ、コウヤマキ、ネズコを使用。いろいろな材料の表情や、質感、香りを体験できる。

・架構:住宅を建てるのと変わらない、普通の柱・梁の在来工法による架構。住宅建築が村の建設産業の中心であり、その技術と材料で、ここまでできるということを広くPRし産業振興と技術の伝承に役立てている。

●木は生きもの

割れる、音が鳴る、香りがする、伸縮する、反る・・・そんな木の性格に触れることで、いろんなことを感じてもらいたい。

建方工事の様子